有限会社 東進住宅

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黄色の看板写真から始まる
一枚構成で地元密着を伝える不動産サイト

千葉県松戸市に事務所を構える有限会社 東進住宅の公式サイトは、看板の色をそのままサイトの主役に据えた明快なデザインでまとめられています。トップページを上から下へたどるだけで、会社の姿勢から事業の内容、相談から引き渡しまでの進み方、そして連絡先までが順番に理解できる一枚構成が採用されています。

地域に根ざした不動産会社のサイトでは、親しみやすさと信頼感を同時に伝える必要があります。この記事では、そのバランスをどのように成立させているのかを、ファーストビュー、配色、情報設計、写真とイラストの使い分け、問い合わせまでの導線という観点から読み解いていきます。松戸市で不動産売却や不動産相続の相談先を探している方にとっても、サイトの見どころを整理する手がかりになるはずです。

有限会社 東進住宅の公式サイトが担っている役割

結論から申し上げますと、このサイトは「地元の不動産会社が何をしてくれるのか」を一望させることに主眼を置いた設計です。凝った演出で驚かせるのではなく、必要な情報を順番に、同じ形式で並べていく方針が全体を貫いています。

掲載されている情報によりますと、同社は松戸市を中心に、柏市や流山市など近郊の不動産の売買と賃貸の仲介、管理業務、不動産コンサルティングを手がけています。事務所は新松戸駅から徒歩3分の場所にあり、営業時間は9時30分から18時まで、水曜日と夏季および年末年始が定休日と案内されています。設立は1978年10月21日で、代表取締役は狗飼 智二様です。こうした基本情報を土台に置きながら、サイトはそれらを一枚の中へ整理していきます。

ファーストビューは実店舗の写真で構成されています

ファーストビューは、このサイトの性格を最もよく表している部分です。ここで示されているのは抽象的なイメージではなく、実際に訪ねていける場所そのものでした。

看板が写り込んだ店舗写真を画面いっぱいに置く

最初に目に飛び込んでくるのは、事務所の外観をとらえた横長の写真です。黄色い地に黒い文字を載せた大きな看板と、その下のロゴサイン、ガラス戸に貼られた案内までが写り込んでいて、来店したときの光景がそのまま想像できます。ストックフォトのビル群やイメージ写真ではなく実店舗を見せる選択は、地域密着を掲げる会社の主張と一致していて、説得力を生んでいます。

写真の上に重ねられたヘッダーは、下の看板がうっすら透けて見える半透明の黄色です。写真とヘッダーが同系色でつながるため、境目が硬くならず、画面上部がひとつの塊としてまとまって見えます。

赤いボタンで連絡手段を一点だけ強調する

写真の中央には、電話アイコンを添えた赤い角丸のボタンが置かれています。画面全体が黄色と白で構成されているなかで赤は唯一の強い差し色となっていて、視線が自然にそこへ集まります。ファーストビューで示す行動をひとつに絞った判断は、迷いを生みにくい構成です。

黄色とクリーム色でまとめた配色の設計

配色は、このサイトの一貫性を支えている柱です。使っている色数を絞り込み、同じ系統の濃淡で画面を組み立てる方針が最後まで守られています。

ブランドカラーで上下を挟み込む

ヘッダーとフッターの双方に鮮やかな黄色が敷かれていて、ページ全体を上下から挟む構造になっています。ロゴは白抜きで、青いあしらいと建物のアイコンが添えられており、黄色の面積が大きくても軽やかに見えるように調整されています。フッターでは同じロゴが再び現れ、提携先へのリンクが三つの列に整理されています。

背景色の切り替えでセクションを区切る

本文の領域では、白と淡いクリーム色の背景が交互に切り替わります。罫線や枠で囲って区切るのではなく、背景の明度差だけで場面転換を示す手法です。境目がやわらかく、縦に長いページでも圧迫感が出にくくなっています。

見出しやリード文の文字色は黒ではなく落ち着いたグレーが選ばれており、黄色の彩度とぶつからないように配慮されています。事業紹介の小見出しには黄土色に近い色が使われていて、黄色の系統から外れずに強弱を付けている点が見どころです。

一枚構成を読ませるための情報設計

縦に長い一枚構成のページでは、読者が今どこを読んでいるのかを見失いやすくなります。このサイトは、見出しの形式をすべて統一することでその問題に対処しています。

ラベルと大見出しと横罫を毎回同じ形で置く

各セクションの冒頭には、小さなグレーの文字でラベルを置き、その下に太いゴシック体の大見出しを中央揃えで配置し、さらに下へ細い黄色の横罫を引くという型が繰り返されます。ご挨拶、売りたい方、貸したい方、引き渡しまでの流れ、インフォメーションといった区切りが、すべてこの同じ形式で登場します。

この反復によって、読者は形を覚えるだけで新しい章の始まりを認識できるようになります。装飾を増やさずに秩序を作る、手堅い作法です。

三列グリッドの反復で視線を横へ流す

本文の多くは三列のグリッドで組まれています。事業紹介、引き渡しまでの流れ、物件情報の一覧が、いずれも横三つの並びで統一されており、縦に長いページの中に一定のリズムが生まれています。

引き渡しまでの流れでは、丸囲みの番号を添えた小見出しと短い説明文が並び、その下に角丸の写真が続きます。売買の場合は情報収集から物件の引き渡しまでが六つの段階に分けられ、賃貸の場合は三つの段階に整理されていて、初めて手続きに臨む人でも全体の長さを見通せる構成です。

数値を並べた帯で実績を示す

ページの中ほどには、握手の写真に落ち着いた色味を重ねた全幅の帯が置かれています。その上に大きな白い数字が四つ並び、それぞれの下へ小さな文字で千葉県内での取り扱い率や査定の件数、管理戸数、入居率といった項目名が添えられています。写真の上に文字を置く際は可読性が落ちがちですが、写真側の彩度を抑えることで数字がはっきり読める状態に保たれています。

写真とイラストを役割で使い分けています

このサイトのもうひとつの特徴は、伝えたい内容によって画像の種類を切り替えている点です。事実を示す場面では写真を、心情を示す場面ではイラストを使うという整理がなされています。

円形に切り抜いた写真で事業の三本柱を見せる

ご挨拶の下には、円形にトリミングされた三枚の写真が並びます。造成された土地、集合住宅の外観、資料を開いた打ち合わせの手元という三枚で、それぞれ不動産仲介、賃貸管理、不動産コンサルティングを表しています。四角い画像が続くページの中で円形が現れるため、事業の柱がどこに書かれているかを形で覚えられます。

四コマ形式のイラストで相談前後の気持ちを描く

ページ上部には、手描き風のイラストを四コマ形式で組んだ画像が二組配置されています。相続した実家を空き家のまま持て余して頭を抱える場面から、担当者に相談を持ちかけられる場面、そして表情が晴れて安心する場面までが順番に描かれています。

文章で並べると硬くなりがちな相談の流れを、登場人物の表情と吹き出しで見せる工夫です。写真では表現しにくい心理的な変化を担わせている点が、使い分けの巧みなところでした。

物件情報はカード型で構造だけを揃える

物件情報のセクションでは、写真の下に黄色の帯を敷き、その上へ白い太字の見出しを載せたカードが三枚ずつ並びます。写真と帯の幅がそろい、帯の高さも一定に保たれているため、内容の長短にかかわらず一覧としての整然さが崩れません。カード全体が色面として扱われているので、離れて見たときにも一覧の存在に気づける設計です。

問い合わせまでの導線とUIの作り込み

デザインの良し悪しは、最終的に読者が行動へ移れるかどうかで決まります。このサイトは、ページ内の移動と入力の手間の両面で負担を減らす作りになっています。

グローバルナビゲーションが章立てと対応している

画面上部のグローバルナビゲーションには、ホーム、ご挨拶、売りたい方、貸したい方、引き渡しまでの流れ、売買物件情報、賃貸物件情報という項目が横一列に並びます。売買物件情報と賃貸物件情報には下向きの矢印が付いていて、下の階層があることが示されています。右下には不動産コラムと会社概要・お問合せが別の行に置かれ、主要な導線と補助的な導線が段で分けられています。

ナビゲーションの項目名は、ページを下へたどったときに現れる各セクションの見出しとほぼ一致しています。名前がそろっていると、選んだ項目と到着した場所が一致していることをすぐ確認でき、迷いが生まれません。

会社概要と入力フォームを左右に並べる

ページ下部のインフォメーションでは、左に会社概要、右に問い合わせフォームという二列構成が採られています。左側は社名、代表取締役、設立年月日、所在地、最寄駅、電話とファクス、営業時間、定休日、宅地免許番号、加盟団体という項目が、細い区切り線を挟んで上から並びます。線を細くして余白を広めに取っているため、項目数が多くても一覧性が保たれています。

右側のフォームは、必須項目に色の付いた印を添え、入力欄をグレーで塗り分けています。問合せ種別はチェックボックスで用意されていて、売買物件情報、賃貸物件情報、不動産売却、賃貸管理、コンサルティング、その他から選ぶ形です。自由記述に頼らず選択式にしておくと、相談者は自分の用件がこの会社の扱う範囲に入っているかを、入力しながら確認できます。送信ボタンは黄色の角丸で、ブランドカラーが最後の一押しとして使われています。

会社概要の下には、円形の枠に収めた各種サービスのアイコンが横並びで配置されており、フッター側では提携先の団体やサイトへのリンクが列ごとに整理されています。

デザインの見本として参考にできる点

ここまで見てきた要素を、他の業種のサイト制作にも応用できる形で整理しておきます。派手な技法に頼らずに完成度を上げている点が、このサイトから学べるところです。

  • 看板の色をそのままサイトの主色に据えて、実店舗とオンラインの印象を一致させています。
  • 強い差し色を一箇所だけに使い、最初に取ってほしい行動を明確にしています。
  • ラベルと大見出しと横罫という同じ型を全セクションで繰り返し、装飾を増やさずに秩序を作っています。
  • 白とクリーム色の交互配置で、区切り線を使わずに場面転換を示しています。
  • 事実は写真で、心情はイラストでと、画像の役割を分けています。
  • 問い合わせの用件を選択式にして、入力の負担と取りこぼしを同時に減らしています。

まとめ:松戸市に根ざした不動産会社のサイト設計

有限会社 東進住宅の公式サイトは、黄色という一色を軸に据え、店舗写真、統一された見出しの型、三列のグリッド、写真とイラストの使い分けという手法を重ねることで、地域の会社らしい親しみやすさと、相談先としての信頼感を両立させています。長い一枚構成でありながら読み進めやすいのは、一つひとつの要素が同じ規則に従って配置されているからでした。

不動産の売買や賃貸の仲介、管理、相続や底地・借地に関するコンサルティングまでを扱う会社の情報を、一枚の中へ収めきった構成は、扱う商材が多い業種のサイトを設計するときの参考になります。デザインの細部は、実際の画面を上から下までたどってみると理解が深まります。

松戸市で不動産の相談先をお探しの方も、松戸市で土地売却を検討するときに参考にしたい不動産会社の公式サイトとして、この記事で取り上げた配色や情報設計を実際の画面で確かめてみてください。