広島県福山市で外構・エクステリア工事を手がけるホーム・庭工房の公式サイトは、完成した外構の風景をそのまま映す動画のファーストビューと、施工写真を主役に据えた落ち着いた画面設計が印象に残るサイトです。言葉で説明を積み重ねるのではなく、仕上がった住まいまわりの様子を見せることで、読者が自分の家に置き換えて想像しやすい作りになっています。
ここでは、外構やエクステリアの分野でWebサイトを検討している方に向けて、このサイトの配色、ファーストビュー、写真の扱い方、情報設計、相談へつなぐ導線を順番に見ていきます。派手な演出に頼らず、素材と写真の力で伝えるデザインの見本として読み進めていただけます。
完成した外構を映像で見せるファーストビュー
このサイトでもっとも特徴的なのは、画面を覆う大きな映像から始まるファーストビューです。静止画のスライドショーではなく動画が再生され、白い外壁の住宅とレンガをあしらった門まわり、植栽の入った前庭までが一続きの風景として流れます。ここでは、その映像がどのような役割を担っているのかを三つの角度から確認します。
写真より多くの情報を伝える動画の使い方
映像には、住宅本体だけでなく門柱やアプローチ、駐車まわり、植栽までが同じ画面に収まっています。外構は建物と敷地の関係で印象が決まる領域ですので、切り取られた一部分ではなく全体のつながりが見える映像は、この業種と相性の良い表現です。
色味も晴天の青空と白い外壁が中心で、明るく清潔感のあるトーンに整えられています。ロゴやナビゲーションが上に重なっても文字が読みにくくならないよう、背景として落ち着いた明度が保たれている点も丁寧です。
再生の主導権を読者に残す一時停止ボタン
映像の右下には、一時停止のボタンが小さく配置されています。動きのあるファーストビューは目を引く一方で、読者が画面をゆっくり眺めたいときには気が散る要素にもなりますので、止める手段が用意されているのは親切な設計です。
ボタンは白い枠と記号だけの控えめな見た目で、映像の雰囲気を壊していません。必要な人だけが気づいて使える強さに抑えられており、装飾ではなく機能として置かれていることが伝わります。
下向きの矢印が担うスクロールの合図
画面下部の中央には、下向きの矢印が控えめに置かれています。ファーストビューが画面いっぱいに広がるレイアウトでは下に続きがあることが伝わりにくくなりがちですが、この小さな記号があることで自然に読み進める動作へつながります。
矢印は細い線で描かれ、映像の上に重なっても主張しすぎません。案内の役割を果たしながら、視線の主役はあくまで外構の風景に置かれています。
緑とベージュを基調にした配色とトーン&マナー
サイト全体の配色は、植栽を思わせる深い緑と、土や自然素材を思わせるベージュ、そして茶色でまとめられています。庭と外構という題材にそのまま重なる色選びで、業種の印象と画面の印象が一致しています。ここでは背景色の使い分けと、差し色が担う役割を見ていきます。
白とベージュの交互配置で区切るセクション
本文の背景は、白と淡いベージュが交互に切り替わる構成です。見出しの装飾を増やさなくても、背景色が変わるだけで話題の切り替わりが伝わりますので、写真の多いページでも情報がひとかたまりに見えません。
ベージュは彩度が低く、隣に並ぶ施工写真の色を邪魔しない明るさに抑えられています。写真を主役にしたい業種では背景をどこまで薄くするかが仕上がりを左右しますが、その加減がよく整理されています。
見出しと帯で使い分けられる緑
緑は、特徴を紹介する小見出しの文字色と、施工例を紹介するセクションの帯に使われています。文字色として使うときは細い罫線と組み合わせ、帯として使うときは白抜きの文字を合わせるという具合に、同じ色でも見せ方が変えられています。
この使い分けによって、緑が現れるたびに要点を示す合図として働きます。色数を増やさずに情報の強弱を作る方法として参考になります。
連絡先まわりに置かれたオレンジの差し色
電話番号やメールでの相談を案内する部分には、オレンジが使われています。緑とベージュが中心の画面の中でオレンジはよく目立ちますので、視線が自然と連絡先へ向かいます。
差し色を連絡先に絞っているため、色そのものが相談の入口を示す意味を持ちます。全体の色数を抑えているからこそ成立する見せ方です。
迷わせないナビゲーションと見出しの型
ページ数の多いサイトでは、どこに何があるのかを伝える仕組みが欠かせません。このサイトでは、上部のナビゲーションと見出しの型を統一することで、初めて訪れた読者でも構造をつかみやすくしています。
丸みのあるボタン型のグローバルナビゲーション
ヘッダーのメニューは、角を丸めた白いボタンが横に並ぶ形です。項目は「ホーム・庭工房はこんなお店」「スタッフ紹介」「ギャラリー」「庭造りの流れ」「会社案内」「お問い合わせ」「採用情報」で、横幅に収まりきらない分は二段目へ折り返し、すべての項目が表示されています。
ボタン一つひとつに背景が付いているため、映像の上に重なっても文字が沈みません。右端にはメニューを開くためのアイコンも置かれ、画面の幅が変わっても操作できるように備えられています。
日本語見出しと英字サブタイトルの組み合わせ
「お知らせ」「ギャラリー」「お問い合わせ」といった見出しは、いずれも日本語の大きな文字の下に小さな英字を添える形で統一されています。英字は淡い茶色で控えめに置かれ、装飾としての役割にとどめられています。
同じ型を繰り返すことで、読者はスクロールの途中でも新しい話題が始まったことを判断できます。見出しごとに違う装飾を当てるより、こうした反復のほうが読みやすさにつながります。
更新情報を一か所にまとめたお知らせ欄
お知らせは、細い枠線で囲まれたボックスの中にまとめられています。日付と見出し、続く本文という並びが繰り返され、高さを固定した領域に収められているため、更新が増えてもページ全体の長さが大きく変わりません。
本文の他の区画が写真中心であるのに対し、この部分だけは文字が主体です。役割の違う情報を枠で囲って切り分ける方法として分かりやすい例です。
悩みの提示から相談までをつなぐ画面の流れ
このサイトは、上から順に読み進めると自然に相談へたどり着く構成です。伝えたい情報を並べるだけでなく、読者の関心が動く順番に沿って要素が配置されています。
チェックリストで悩みを言語化する見せ方
ファーストビューに続く区画では、庭に関する困りごとが緑のチェックマーク付きの箇条書きでまとめられています。思い描いた庭にならない、雑草や植木の手入れが追いつかない、要望がうまく伝わらないといった具合に、読者が抱えがちな状態が短い文で並びます。
左側には考え込む二人の人物写真が背景を抜いた状態で配置され、文字だけの箇条書きより場面が伝わりやすくなっています。写真と文字の間に十分な余白があるため、項目が多くても窮屈に見えません。
三つの特徴を交互配置で読ませる区画
会社を紹介する区画では、写真と文章が左右交互に並ぶレイアウトが使われています。担当者が打ち合わせから工事の完了まで一貫して対応すること、長年のエクステリア工事で培った技術と対応力、工事が終わったあとのメンテナンスとアフターサービスという三つの内容が、それぞれ実際の施工写真と対になっています。
交互に置くことで視線が左右に振られ、同じ形の繰り返しにありがちな単調さが避けられています。文章量が三つでそろえられている点も、写真の大きさと合わせてリズムを保つのに役立っています。
読み終わりに置かれた次の一歩への案内
紹介の区画の下には、詳しい内容へ進むためのベージュのボタンが中央に置かれています。長方形に太字を組み合わせた素朴な形ですが、背景の白との明度差がはっきりしているため見落としにくくなっています。
ボタンの文言は二行に分けて組まれ、どのページへ進むのかが分かる書き方です。同じ形のボタンはギャラリーの区画の下にも置かれ、区画ごとの締めくくり方が統一されています。
施工実績の見せ方に学ぶビジュアル表現
外構やエクステリアのサイトでは、実績の見せ方がそのまま説得力になります。このサイトは変化を見せる方法と、数を見せる方法を分けて用意しており、それぞれの役割がはっきりしています。
矢印と丸いバッジで対比するビフォーアフター
依頼された工事の一例を紹介する区画では、施工前と施工後の写真が左右に並び、その間に太い矢印が置かれています。写真の右下には茶色の丸いバッジが重ねられ、どちらが施工前でどちらが施工後かを一目で判断できます。
背景をベージュに変え、緑の帯に白抜きの見出しを載せているため、この区画だけが独立した話題として浮かび上がります。取り上げる事例を一組に絞っている点も、情報を詰め込みすぎない判断として参考になります。
写真を大きく見せるギャラリーのグリッド
ギャラリーの区画では、施工写真が二列のグリッドで並べられています。写真の下には工事の種類と施工した地域が短く添えられ、住宅の新築外構だけでなく、店舗の外構やカーポートの事例も含まれていることが分かります。
写真ごとに高さがそろえられておらず段差のある並びになっていますが、その分だけ写真を無理に切り取らずに見せられています。実物の質感を優先する方針が読み取れる作りです。
回遊性を支えるカードとフッターの設計
ページの下半分には、他のページへ移動するための入口がカード状にまとめられています。文字だけのリンクを並べるのではなく写真を使うことで、進んだ先の内容を想像しやすくしています。
写真の上に帯を重ねたカード型の入口
庭づくりの流れとスタッフ紹介は、写真の上に半透明の白い帯を重ねて文字を載せたカードで表現されています。会社案内と採用情報のカードでは帯の色を緑と茶色に変え、日本語と英字を二段で並べています。
同じカード形式でも帯の色を変えることで、案内の性格が異なることが伝わります。写真には芝生やアプローチなど実際の外構の風景が使われており、サイト全体のトーンから外れていません。
連絡先とサイトマップを集約したフッター
フッターには、ロゴと郵便番号、住所、電話番号、ファクス番号、休みの曜日が並びます。右側にはサイト内のページ名が右揃えで二列に整理され、ギャラリーの下に一段下げてエクステリアの項目が置かれるなど、階層の関係も示されています。
相談の入口となるカードは、ページの中ほどとフッターの手前の二か所に置かれています。どこまで読んだ読者でも連絡の手段にたどり着ける配置で、電話番号には受付の時間帯と休みの曜日が小さく添えられています。お問い合わせのページには、名前や連絡先に加えて、希望する連絡方法と連絡してほしい時間帯を選べるフォームが用意されています。
福山市で庭のリフォームや外構づくりを検討する方が読み取れること
外構やエクステリアは、完成するまで仕上がりを想像しにくい分野です。だからこそ、工事を任せる会社を探すときには、その会社のWebサイトがどれだけ現場の様子を見せてくれるかが判断の手がかりになります。ここでは、このサイトの作りから読み取れる一般的な着眼点を整理します。
完成形を想像できる写真がそろっているか
住まいの外まわりは、道路からの見え方や車の停めやすさ、植栽の育ち方など、暮らし始めてから気づく要素が多くあります。実際の住宅を撮った写真が複数そろっているサイトであれば、こうした細部を確かめながら検討を進められます。
このサイトでは、住宅の新築外構、店舗の外構、カーポートといった内容の異なる事例が並べられています。工事の種類によって雰囲気が変わることが分かりますので、自分の希望に近い事例を手がかりにできます。
相談の入口が分かりやすく示されているか
庭や外構の相談は、何をどう伝えればよいか分からないまま止まってしまうことがあります。困りごとが先に言葉として示され、そのまま連絡先へつながる流れが用意されていると、最初の一歩を踏み出しやすくなります。
また、打ち合わせから工事の完了までを同じ担当者が担うことや、工事のあとも相談を受ける姿勢が画面に書かれているかどうかも、長く付き合ううえでの安心につながります。
ホーム・庭工房の公式サイトから学べること
ホーム・庭工房の公式サイトは、動画のファーストビューで外構の全体像を見せ、緑とベージュを基調にした画面で施工写真を引き立てる構成です。ナビゲーションのボタン、日本語と英字を組み合わせた見出し、写真に帯を重ねたカードといった型が最後まで守られており、素材の数を絞ったまま情報量を確保しています。
運営するのは、広島県福山市神辺町に事務所を構える有限会社 ホーム・庭工房です。代表取締役の山田 利信様のもとで外構の設計と施工を手がけており、会社案内のページには所在地や営業時間、休みの曜日といった基本情報が整理されています。事業の内容と画面のトーンが一致している点は、業種を問わずサイトを作るうえでの参考になります。
写真と映像で完成形を伝える構成は、実物を見てもらうことが説得力につながる業種にそのまま応用できます。デザインの組み立てを確かめたい方は、福山市で庭のリフォームを考えるときの参考になるホーム・庭工房の公式サイトをご覧ください。







