NextStage株式会社のWebサイトは、青空と草原の写真に天井埋め込み型のエアコンを組み合わせたファーストビューと、赤と青の差し色を軸にした配色によって、空調を扱う会社らしい爽やかさと頼もしさを表現しています。英字と日本語を組み合わせた見出しや写真を重ねるレイアウト、ヘッダーに集めた連絡先の入口など、初めて訪れた人が迷わず読み進められる工夫がページ全体に行き渡っています。
この記事では、埼玉県東松山市を拠点に空調設備工事と電気工事を手がける同社のサイトを、Webデザインの見本として読み解きます。色彩、ファーストビュー、写真、余白、フォント、ボタンと導線の順に見どころを整理しますので、設備工事の会社や地域に根ざした工事会社のサイト制作を考えている方は参考にしてください。
NextStage株式会社のサイトデザインの全体像
結論から述べると、このサイトの見どころは「爽やかさ」と「きびきびとした印象」の両立にあります。白を基調にした画面に青空の写真と赤・青の差し色を重ね、清潔感のある空調のイメージと、急な依頼にも素早く動く会社の姿勢を、どちらも視覚的に伝えています。
縦に積み重ねたトップページの構成
トップページは、ヘッダーとメインビジュアルに続いて、お知らせを流す帯、あいさつ文を載せたGREETING、会社の強みを伝えるABOUT US、業務案内と施工実績への入口、RECRUIT、BLOG、コラムの順に組み立てられています。会社の紹介から事業の中身、採用、情報発信へと、知りたい内容の順に情報が並んでいるため、上から読み進めるだけで会社の全体像をつかめます。
各セクションは背景の色や写真で明確に区切られています。縦に長いページでもどこを読んでいるのかを見失いにくく、スクロールするたびに新しい場面が現れるような軽快さがあります。
ページ全体に通うトーン&マナー
画面の印象は、白と淡い色面をベースにした明るく軽やかなものです。写真には空や草原、天井に設置された空調機器、作業着姿の人物などが選ばれ、その多くが明るい色調でそろえられています。
装飾は細い線や控えめな地模様にとどめているため、情報そのものが主役になっています。飾り立てすぎない画面づくりが、工事を任せる相手としての誠実な雰囲気につながっています。
青空と空調機器で心地よさを伝えるファーストビュー
サイトを開いて最初に目に入るのは、画面の幅いっぱいに広がるメインビジュアルです。青空と白い雲、黄色い花が点々と咲く草原を背景に、画面の左上には天井埋め込み型のエアコンが大きく写り込み、室内の空調と屋外の澄んだ空気を一枚の中で結び付けています。
空と草原の写真が生む開放感
写真の上半分を占める青空が、画面全体に抜けのよい開放感をもたらしています。エアコンの吹き出し口と空を同じ構図に収めることで、機器が送り出す空気の心地よさを直感的に想像させる演出になっています。
現場の写真を前面に出すのではなく風景写真を主役にしているため、専門的な工事の分野でも親しみやすい入口がつくられています。硬くなりがちな設備工事のイメージを、最初の一画面でやわらげている点が印象的です。
細い線で挟んだ2行のキャッチコピー
写真の中央には、丁寧な施工と、急なトラブルへの素早い対応を伝える2行のコピーが置かれています。文字は細身のゴシック体で、青みがかった濃いグレーの文字の周りに白くやわらかな光彩を付けているため、明るい空の上でも読みやすさが保たれています。
コピーの左上と右下には細い水平線が引かれ、上側には赤、下側には青の短い線が添えられています。文章を線で挟むことで視線が中央に集まり、サイト全体で繰り返される赤と青の組み合わせを最初の画面で予告する役割も果たしています。
SCROLL DOWNの表示と右下のCONTACTボタン
画面の左端には「SCROLL DOWN」の文字が縦向きに小さく置かれ、下へ読み進められることをさりげなく知らせています。右下には、封筒のアイコンと大きな「CONTACT」の英字、「お問い合わせ」の文字を組み合わせたボタンがあり、半透明の濃いグレーの面と細い白線の縁取りによって、写真の上でもしっかりと目立ちます。
メインビジュアルを眺めている段階から問い合わせの入口が視界に入るため、急いで連絡を取りたい訪問者も迷わずに済みます。写真の雰囲気を壊さない落ち着いた色でまとめつつ、ボタンとしての存在感を確保している点は、見本として参考にしたい部分です。
赤と青の差し色でまとめた配色設計
配色は白を土台にして、赤と青の2色を差し色として使い分けています。画面から読み取れる色味は、ボタンや見出しに使われている赤がおおよそ#D11C2C前後、採用情報の見出しなどに使われている青が#0C25BF前後で、どちらも彩度が高く、白地の上でくっきりと映えます。
ロゴから英字見出しまで続く2色のアクセント
ヘッダーのロゴは「NextStage」のNを深みのある赤、Sを紺色で表し、ほかの文字を黒でまとめています。一部の文字だけを色で強調するこの手法は、GREETINGやABOUT US、RECRUITといった英字見出しにも受け継がれ、各見出しでは先頭の文字を赤、途中の1文字を青に染めています。
ロゴと見出しで同じルールを繰り返しているため、ページのどこを見てもブランドの印象がぶれません。赤と青の組み合わせはエアコンの暖房と冷房を連想させる色でもあり、空調を扱う会社のサイトとして自然になじんでいます。
セクションごとに切り替わる背景の色
背景の色味は、セクションの内容に合わせて変えられています。GREETINGには赤みを帯びた単色の建物写真と淡いピンクの色面、RECRUITには青空の写真と淡い水色の色面が敷かれ、日本語の見出しもそれぞれ赤と青で表示されています。
ABOUT USは白地に斜めの細い線を重ねた地模様で、軽いスピード感を添えています。明るいセクションが続いたあとのBLOGでは、ダクトや照明が並ぶ天井の写真を暗く落とした背景に切り替わり、ページの後半にメリハリが生まれています。
写真の重ね方と左右に振るレイアウト
写真とレイアウトの扱いにも、情報を印象的に伝える工夫が見られます。1枚の写真を大きく見せるだけでなく、複数の写真を重ねたり、文章と写真の位置を左右で入れ替えたりすることで、平面的になりがちな画面に奥行きと動きを与えています。
重ねた2枚の写真で業務用と家庭用を示す
GREETINGの右側には、2枚の写真が斜めにずらして重ねられています。1枚は天井埋め込み型のエアコンが付いた明るいラウンジのような空間、もう1枚は壁掛けエアコンの前面パネルを手で開けている場面で、店舗や施設で使われる機器と住まいの機器が並ぶ構図です。
業務用と家庭用の両方に対応していることを、文章を読む前に写真で伝えられる点は、見本として参考にしたいポイントです。写真の周りには黒と赤の細い線がL字形に添えられ、重なりの奥行きをさらに強調しています。
左右を入れ替えるジグザグの配置
GREETINGでは文章が左、写真が右に置かれ、RECRUITでは反対に写真が左、文章が右に配置されています。中央揃えのABOUT USを間に置いて左右の配置が入れ替わるため、視線がページを左右に行き来しながら自然に下へと進みます。
RECRUITの写真には、室外機の前でタブレットを手にした作業着姿の人物と、天井の室内機に手を伸ばして作業する様子が使われています。人物の写る写真が加わることで、機器の写真だけでは伝わりにくい現場の空気感が補われています。
細い線を重ねた画像バナー
ABOUT USの下には、英字の「BUSINESS」に「業務案内」、「PAST WORK」に「施工実績」の文字を添えた2つの画像バナーが横に並んでいます。どちらもエアコンの写真を暗めに加工した上に、白い線画のアイコンと大きな英字、日本語の項目名、右向きの矢印を重ねたデザインです。
バナーの周りには、黒・赤・青の細い線が少しずつずらして重ねられ、枠が写真の外側へはみ出すような表現になっています。平面的な画像に線を重ねるだけで立体感が生まれ、思わず押してみたくなる存在感を持たせています。
フォントと余白がつくる読みやすさ
文字の扱いでは、英字と日本語の役割分担がはっきりしています。雰囲気づくりを英字の見出しに任せ、内容を伝える部分は読みやすいゴシック体でまとめているため、デザイン性と読みやすさのバランスが取れています。
英字と日本語を組み合わせた二段構えの見出し
GREETING、ABOUT US、RECRUITの各見出しは、字間を広く取ったすっきりとした英字を先に置き、その下に日本語の太字見出しを続ける二段構成です。英字の下には長さの違う2本の細線が引かれ、見出しの区切りを上品に示しています。
日本語の見出しは太く大きなゴシック体で、GREETINGでは赤、ABOUT USでは落ち着いたグレー、RECRUITでは青と、セクションの性格に合わせて色を変えています。英字で雰囲気をつくり、日本語で内容を伝える構成が一貫しているので、見出しを拾い読みするだけでもページの流れをつかめます。
行間と余白にゆとりを持たせた本文
本文は小さめのゴシック体ですが、行間をたっぷり取っているため、文章量の多いあいさつ文や会社紹介でも詰まった印象がありません。段落の間にも十分な空きが設けられ、文章が一定のリズムで並んでいます。
セクションの上下や写真の周りにも広い余白が確保されており、情報が密集しすぎないよう配慮されています。白い面を惜しまずに使っていることで、赤や青の差し色がいっそう引き立っています。
問い合わせとページ移動を支えるボタンと導線
導線の設計では、問い合わせの入口を複数の場所に用意しながら、各ページへの移動もボタンで明確に示しています。ボタンの色や形が役割ごとに整理されているので、訪問者は次に何をすればよいかを直感的に判断できます。
ヘッダーにまとめた電話とメールの入口
ヘッダーは、左にロゴ、中央にナビゲーション、右に連絡先という配置です。ナビゲーションには業務案内や施工実績、採用情報、会社概要、ブログ、お問い合わせといった項目が並び、主要なページへすぐに移動できます。
右側には受話器のアイコンを添えた赤い電話番号と、封筒のアイコンが入ったメールフォームのボタンが配置されています。メールフォームのボタンはヘッダーの右端を赤く塗りつぶした四角い形で、白いヘッダーの中でひときわ目を引きます。ページの終盤にも、封筒のアイコンと赤い文字でメールでの問い合わせへの入口が設けられており、読み終えたあとにも連絡手段へたどり着けます。
役割ごとに使い分けたボタンのデザイン
ボタンは、大きく3つの見た目に分けられています。GREETINGの「会社概要」とRECRUITの「採用情報」は、白地を黒い細線で囲んだ控えめなボタンで、文章を読み終えた流れで詳しいページへ進めるよう、それぞれのセクションの最後に置かれています。
BLOGの「記事一覧へ」とコラムの「もっと見る」は、赤で塗りつぶした横長のボタンで、一覧ページへの移動をはっきりと促します。業務案内と施工実績は写真を使った大きなバナーとして扱われ、事業の中身を知りたい訪問者の目に留まりやすくなっています。これらにはいずれも右向きの矢印が添えられ、押すと先へ進めることがひと目で伝わります。
お知らせ・ブログ・コラムの見せ方
記事への入口は、3つの異なる形式で見せています。メインビジュアルのすぐ下には、グレーのラベル、日付、区分を示す枠付きのラベル、記事のタイトルを1行に収めた帯があり、右端の矢印と件数の表示から、複数の記事を順に切り替えて見せる仕組みだと読み取れます。
BLOGでは、天井埋め込み型のエアコンの写真にロゴを重ねたサムネイル付きのカードが3枚並び、赤いカテゴリのラベルが添えられています。コラムは角の丸い枠の中に日付、下線付きのタイトル、本文の書き出しを横一列に並べたリスト形式で、点線の区切りによって一覧性を高めています。同じ記事への入口でも、帯・カード・リストと形を変えることで、画面が単調にならないよう工夫されています。
サイトから読み取れるNextStage株式会社の事業
ここからは、デザインの背景にある事業内容を、サイトに掲載された情報をもとに整理します。「ネクストステージ」と読むNextStage株式会社は、空調設備工事業と電気工事業を営む会社で、業務用エアコンの工事を事業の柱にしています。
業務用を軸に家庭用まで手がけるエアコン工事
同社が対応する建物は、店舗やビル、テナント、マンション、戸建て住宅など多岐にわたります。業務用を中心にしながら家庭用のエアコン工事も受けており、幅広いメーカーの機器を扱うことで、設置する場所の環境に合った機種を提案できる点を特長としています。
エアコンの設置に伴う空調設備の工事に加え、LEDの工事を含む電気工事や定期的な点検にも対応しています。大型の建物での施工経験についても、サイトの中で触れられています。
急な故障に素早く向き合う姿勢
店舗やビル、施設で空調が止まると、場合によっては営業そのものを止めざるを得なくなることもあります。同社はこうした急な故障にもすぐに対応し、持ち前の技術で原因を突き止めて解決することを強みとして掲げています。ファーストビューのコピーやABOUT USの見出しで対応の速さを打ち出しているのも、この姿勢をデザインの面から伝えるためだと考えられます。
あいさつ文からは、工事の仕上がりだけでなく、応対や礼儀といった接し方にも気を配り、利用者の満足を大切にしてきた会社の考え方が読み取れます。
拠点と対応エリア、会社の基本情報
所在地は埼玉県東松山市大字松山1820番地3で、ここを拠点に関東全域を対応エリアとしています。周辺の地域についても相談に応じており、サイトでは東松山市や川越市といった地域名を挙げて、各地からの問い合わせを歓迎しています。
同社の創業は平成24年6月で、設立は令和4年5月2日です。代表を務めるのは青木 隆浩様で、営業時間は9時から17時まで、日曜日が定休日となっています。問い合わせの窓口として、電話とメールフォームの2つが用意されています。
空調・電気工事の会社サイトづくりに生かせるポイント
NextStage株式会社のサイトには、空調設備や電気工事を手がける会社がWebサイトを制作するうえで参考になる考え方が数多く含まれています。埼玉で業務用エアコンの取換を検討している事業者や、電気工事の相談先を探している人に向けたサイトを想定し、取り入れたいポイントを整理します。
対応できる建物の種類を写真で伝える
業務用エアコンの工事を依頼したい人は、まず自分の店舗や施設に対応してもらえるかを確かめたいと考えます。店舗や事務所、住宅など、対応できる建物の種類がわかる写真を早い段階で見せておくと、文章を細かく読まなくても自分に関係のある会社かどうかを判断しやすくなります。
連絡手段は画面の上部に目立たせて置く
空調の故障は急を要する場面が多く、訪問者はすぐに連絡できる方法を探します。電話番号とメールフォームへの入口をヘッダーのような目立つ場所にまとめ、色で強調しておくと、問い合わせまでの手間を減らせます。
地域名と事業の範囲を見出しで示す
地域の工事会社を探している人にとって、対応エリアは大切な判断材料です。拠点のある市町村名や対応範囲を見出しの中で明示しておけば、検索から訪れた人にもひと目で伝わります。空調設備の工事に加えて電気工事も扱う場合は、事業の範囲を短い言葉で整理して示すと、相談できる内容の幅が伝わりやすくなります。
実績と会社情報への入口をわかりやすくする
設備工事は、依頼の前に会社の信頼性を確かめたいと考える人が多い分野です。施工実績や会社概要のページへの入口を、写真付きのバナーや目立つボタンで用意しておくと、訪問者が判断の材料に無理なくたどり着けます。
まとめ:爽やかさと頼もしさを両立したNextStage株式会社のサイト
NextStage株式会社のサイトは、青空と草原のメインビジュアル、赤と青の差し色、写真を重ねたレイアウト、役割ごとに整理されたボタンによって、空調工事の会社らしい爽やかさと頼もしさを表現しています。ロゴから見出しまで一貫した色のルールを持たせている点や、連絡先の入口を画面の上部に集めている点は、設備工事の会社がサイトを制作する際にも取り入れやすい工夫です。
配色の細かな使い分けや写真の重ね方は、実際の画面で見るとより立体的に感じられます。デザインの参考を探している方も、業務用エアコンの工事の相談先を探している方も、東松山市で業務用エアコンの工事を手がけるNextStage株式会社の公式サイトをぜひ確認してみてください。







