Life Lens

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オリーブの帯と大きな写真で
子どもの一瞬を主役にするサイト

Life Lensのサイトは、深いオリーブグリーンの面と大きく使った写真、そして広くとった余白で、静かな読み心地をつくり出している点が特徴です。撮影の内容をていねいに説明しながらも画面が慌ただしく見えないのは、色数を絞り、同じ型の見出しブロックを繰り返す構成が効いているためです。

ここでは、群馬県高崎市を拠点に撮影を行うLife Lensのサイトを、ファーストビューの組み立て、配色とトーン、情報設計、導線という順番で読み解きます。写真を主役に据えたサイトをつくるときに参考になる工夫が、いくつも見つかります。

ファーストビューで伝わるLife Lensの世界観

最初に目に入るのは、着物姿の子どもを画面いっぱいに映した写真です。背景がやわらかくぼけているため、視線は手を合わせた表情へ自然に集まります。写真そのものが最初のメッセージになっている、思い切った入り口です。

半透明の円が主役の写真を邪魔しない

写真の上には、細い線で縁取られた半透明の円が重ねられ、その内側にコピーが置かれています。写真の一部を薄い膜で覆うだけの処理なので、背景の情景を消さずに文字の読みやすさを保てています。円は画面の中央よりやや左に寄せられ、右側に立つ被写体と重ならない位置に収まっています。

コピーは英文と日本語の二段構えです。上段に英文のタグラインを小さく置き、下段では「子どもの成長を」に続けて「ファインダー越しに見つめて。」を大きく重ね、視線が上から下へ流れるように組まれています。いずれも字間を広くとった白い文字で、色数の多い写真の上でも輪郭がにじみません。

ヘッダーはロゴとナビゲーションだけに絞る

ヘッダーは白い帯で、左にロゴ、右にナビゲーションを置いた形です。写真の上に重ねても視認性が落ちないよう、背景を白でしっかり抜いています。要素を足さずに二つの役割だけを載せた、潔い設計です。

ロゴは、カメラの輪郭の中に虹のような弧を描いたマークと、丸みのある書体の「Life Lens」を組み合わせたものです。その下には「PHOTO & LIFE CONSULTING」という小さな英字が添えられ、撮影だけを扱う名前ではないことが入り口で伝わります。ナビゲーションはTOP、PICK UP、ABOUT Life Lens、CONTENTS、NEWS、INFORMATION、CONTACT、INSTAGRAMという英字表記が横一列に並び、いま見ている位置の下には小さな三角の印が付きます。

オリーブグリーンを軸にした配色とトーン

このサイトの落ち着いた印象は、色の選び方と使う面積のコントロールから生まれています。基調色を決め、それ以外は写真に任せるという引き算の考え方が、全体で一貫しています。ここでは色の使い分けと文字組みの二つに分けて見ていきます。

面で塗り分けて場面を切り替える

ABOUTとNEWSの節は画面の幅いっぱいに深いオリーブグリーンを敷き、CONTENTSは淡いグレー、CONTACTはやわらかいグレージュで塗り分けられています。白い背景の節と交互に現れるので、スクロールしていくだけで話題の切り替わりが分かります。文字色を反転させた節では本文の幅を狭くとって一行を短く収めており、暗い面の上でも読みやすさが保たれています。

写真の色を引き立てる引き算の配色

基調色のほかに強い色はほとんど使われず、鮮やかな色は写真の中の赤やピンクに任せています。晴れ着やブーケの色が浮き上がって見えるのは、周囲が沈んだ色で固められているためです。ボタンや帯の色も基調色の範囲に収められているので、下までスクロールしても印象がぶれません。

字間と行間がつくる静かなリズム

見出しも本文も字間を広めにとり、行間もゆったり確保されています。英字の見出しは線の細い幾何学的な書体で、その真下に小さな日本語のサブタイトルを添える形が繰り返されます。文字を詰め込まずに間を残す組み方が、写真の静けさと響き合っています。

情報設計と回遊のしくみ

長いページを一本で見せるつくりのため、迷わせない工夫が各所に置かれています。見出しの型をそろえる、写真と説明の並べ方を決めて繰り返す、同じ形のボタンを使い回すという三つが柱です。順に確認していきます。

見出しブロックの型をそろえる

PICK UP、ABOUT Life Lens、USAGE GUIDE、CONTENTS、NEWS、INFORMATION、CONTACTのどの節も、大きな英字見出しと小さな日本語のサブタイトルという同じ型で始まります。型がそろっているため、読者は節の変わり目をひと目で把握できます。見出しを左に置いて内容を右に流す二段組みと、見出しを中央に置く形を使い分けており、規則的でありながら単調にはなっていません。

撮影の種類ごとの節は写真と説明を左右に分ける

撮影の種類を紹介する節は、左に写真、右に説明という同じ配置で最後までそろえられています。写真は大きな一枚を軸に、節によっては小さな二枚を下に添えた組み写真になっており、画面の左端まで断ち落とされているため、余白の多いページの中で強い区切りとして働きます。

説明側は、見出しの下に短い導入文を置き、その後ろに撮影時間、撮影カット数、撮影スタイル、データの渡し方という同じ項目を同じ順番で並べています。並びがそろっているので、種類が違っても内容を見比べやすくなっています。補足の注意書きは文字を一段小さくして、本文と役割が混ざらないようにしてあります。

更新情報と問い合わせへの導線

ページ上部のPICK UPでは、左側に角丸のボタンが縦に二つ並び、右側に更新情報の一覧が置かれています。一覧は細い罫線だけで区切られ、日付と見出しが並ぶ簡素な体裁です。

ボタンは、塗りつぶした角丸と白い線で縁取った角丸の二種類が使い分けられ、背景の明るさが変わっても見え方が保たれています。丸い枠の中に矢印を配したボタンも繰り返し登場し、続きがあることを小さく示します。CONTACTの節は縦の罫線で左右に分かれ、電話での連絡とメールでの連絡が同じ大きさで並びます。ページの末尾にはテキストだけのリンクが横一列に置かれ、主要な一覧へ戻れるようになっています。

サイトから読み取れる撮影サービスの姿

デザインの意図を理解するうえでは、どんな撮影を扱っているのかを押さえておくと分かりやすくなります。ここではサイト上で確認できる範囲の内容を整理します。

扱っている撮影は、お宮参りや七五三といった子どもの節目の記録、結婚式の前撮り、そして宣材写真です。いずれも神社や景色のよい場所へ出向いて撮るロケーション撮影として説明され、撮影したデータはオンラインで渡すと書かれています。編集を済ませてから届ける流れも、どの節にも共通して記されています。

ABOUTの節では、行事の写真に加えて宣材写真や企業のホームページに使う撮影を手がけていることや、ライフコンサルタントとしての相談にも応じられることが述べられています。ロゴに添えられた英字が示すとおり、撮影と相談の両方を受け止める姿勢が、名前の周辺から本文まで一貫して表れています。

会社概要の節では、群馬県高崎市貝沢町という所在地とともに、実店舗を構えていない旨がはっきりと注記されています。出向いて撮る形が中心であることを、問い合わせの前に伝えておく配慮です。営業時間と定休日も同じ表組みに収められ、確かめたい事柄がひとまとまりで読めるようになっています。

群馬で出張カメラマンのサイトをつくるときの手本になる一例

結論として、Life Lensのサイトは、写真を大きく見せる潔さと、色数を絞った落ち着いた画面づくりを両立させた見本です。依頼を考える人が知りたい内容を型のそろった並びで示しながら、世界観を最後まで崩していません。

出向いて撮影する形のサービスは、決まった場所を見せられない分、どんな場面をどう切り取るのかを写真そのもので伝える必要があります。鳥居の並ぶ参道や木々に囲まれた道で撮った組み写真を各節に置く構成は、その課題に素直に答えるやり方です。撮影の場面が画面に並ぶほど、依頼したあとの様子を想像しやすくなります。

初めて依頼する人ほど、当日の流れや写真の受け取り方が気になります。撮影にかかる時間やデータの渡し方を同じ書式で並べ、注意事項をまとめた節を別に設けておく構成は、問い合わせの前の迷いを減らす助けになります。文字を小さくして本文と区別する扱いも、読む順番を乱さない工夫です。

デザインの参考として画面を確かめたい方も、撮影を頼む先を探している方も、実際のページを開いてみるとつくりの意図がよく分かります。群馬で出張カメラマンを探すときの参考になる公式サイトを見る